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大分市中央町にあるハワイアンパンケーキカフェ「LANI CAFE（ラニカフェ）」さん。オープン以来、子連れママから学生まで多くのお客さんで賑わうお店ですが、店舗のさらなる売り上げ拡大のためリノベーションをしたいとご相談をいただきました。

オーナーさまのセンスも相まって素敵に仕上がった今回のリノベーション。
現状、店舗が抱えていた問題点や課題をしっかりと洗い出しながら、作業効率＆売り上げアップが目指せるようプランを提案し、施工を行いました。

【店舗情報】

LANI CAFE（ラニカフェ）
住所：大分市中央町2丁目3−16
大分市中央町商店街の中にあるハワイアンパンケーキカフェ。ハンバーグやナポリタンスパゲティ、ロコモコプレート、ガーリックシュリンプなどランチのお食事メニューも充実しています。
詳しくはお店のInstagram： https://www.instagram.com/lanicafe0975787648/ を見てね！

＜タイプ＞店舗内装
＜工期＞1ヶ月（打ち合わせに2ヶ月、施工期間１ヶ月）
＜施工イメージ＞ハワイアンカフェ
＜予算＞500万円

スタッフ動線の改善とパーティー需要獲得を目指して

オーナーチェンジ後、居抜きのまま営業を続けていたオーナーさまですが、続けていくうちに使い勝手の悪さや売り上げについての課題を感じるようになったそう。

そこで今回のリノベ ーションは2つの問題を解決したいというのがオーナーさまの意向でした。

＜抱えていた問題＞
・スタッフ動線が非効率的
キッチンとドリンカーが店舗の一番奥、レジだけが独立して店舗入り口にあり、混雑時にはレジだけの人員を一人配置しなければならない状態で、オペレーションが非効率的。テイクアウトも行いたいけども、そこにスタッフが裂けない状況。

・パーティー需要が取れない
店舗中央には壁があり、ワンフロアで貸し出すパーティー需要に向いていない作り。
この問題を解決するため、キッチンの場所を変えること、そして中央の壁を取り除きワンフロア化することになりました。

キッチンのレイアウトで全ての問題を解決

オーナーさまのアイデアや意向を取り入れながら、リノベヤから提案させていただいたのは、大きく以下の2つ。キッチンをメインに提案しました。

＜リノベーション内容＞

・厨房の位置を入り口側へ
中央にあった壁を取り、店舗奥についていた厨房を丸ごとレジのそばへスライド。レジとドリンカーの位置を隣にすることで、テイクアウトにも対応。またキッチンをウォークスルーとすることで、スタッフのスムーズな動線を確保。

・キッチンは斜めに配置
入り口から奥に向けてだんだんと広がっていくようにレイアウト。それにより、外から店舗内が広く見えるように。

・キッチンに白い板材を使用
元々ある店舗の壁には白い板がプリントされた壁紙が使われていました。キッチンもその雰囲気に合わせるため、杉を1枚1枚加工し、白く塗って使用。あえて壁紙でなく本物の板を取り入れたのは経年変化を楽しんでもらうため。

一番の課題であるスタッフ動線の効率化を図るため、キッチンの位置を変更。その分客席も6席ほど減らすこととなりましたが、パーティー需要の獲得で売り上げを補填していくように計画しました。これにより、１名から最大34名（着席）まで収容可能に。

またキッチンのレイアウト変更はダクトや給排水など全ての機能を動かさなければならず、大掛かりとなるため、現在ある什器をそのまま使用したり、客席もなるべくあたらないようにすることで、予算内に収まるよう提案しました。

施工後、オーナーさんに聞いてみました

「最初は斜めのキッチンはどうなのかと思っていましたが、外からの見た目も面白いですし、お願いして良かったと思っています。ウォークスルーにしたことでスタッフの動線もかなり効率的に変化しましたし、対面販売もできるようになったにも関わらず、スタッフの人数は二人ほど減らして最低人数でも営業できるようになりました。キッチンの容量も大きなり、想像以上に仕上げてくださいました」と、オーナー様からは嬉しいお言葉をいただきました。 

店舗内装の担当者に聞いてみました

知り合いの方から紹介していただき、店舗のA形看板を制作したことから繋がった今回のリノベーション。 配置やレイアウトなど「こうしたい」というオーナーさんの意向がしっかりとされていたため、こちらからの提案も行いやすく、キッチンを動かすなど大きな工事もありましたが1ヶ月ほどで施工完了しました。施工後もドリンカーの棚やレジ周りの棚の増設などの制作依頼もいただき、今後も長いお付き合いができることを嬉しく思います。